メンテナンス後、5枚程度CDやCD-Rを再生しましたが、動作はスムーズで少し叩いても音飛びもなく、シークも素早いです。(ラックなどに入れてあまり使用していなかったと推測できる、個体で使用感が少なくおすすめの個体です)
表示パネルも明るく綺麗です。
当方禁煙で、ペットも飼っておりません。(出品機も禁煙環境での使用だと思います)
メンテナンスは、以下のとおりです
ベルト交換
メカ部のグリスアップ
レンズ清掃(エタノールはレンズを痛めるので、イソプロピルアルコール使用)
RF、PLL調整(4.3218MHz)に調整
E-Fバランス調整
フォーカスバイアス調整(アイパターンもくっきりキレイに出ています1.3V)
フォーカスゲイン、トラッキングゲイン チェック
半田のクラックが無いかチェック(多数箇所修正)
コンデンサーの液漏れがないかチェック(使用感が少なく、コンデンサの劣化も少ないと思われます)
電源ケーブル、その他ゴムのベタつき除去
内部ブロワー(内部使用感が少なく、良い状態です。)
外部クリーニング
リモコン操作 OK
光、同軸出力 OK(同軸端子クラック修理)
ヘッドホン OK
電圧確認(5V、10V OK)
RCA端子綺麗です。
などです。
フロントパネル:細かい傷や汚れあり、トレーパネルに多少傷はありますが、比較的綺麗です。
リアパネル:細かい傷は汚れありますが、比較的綺麗だと思います。
トレー:綺麗です。
天板:細かい傷、汚れありますが比較的綺麗です。
その他細かい傷や汚れはあると思いますので写真で判断してください。
初期動作不良(再生しない、音が出ないなど)は対応致しますが古い機械ですので、梱包は厳重にいたしますが、輸送中の衝撃で故障する場合もあると思いますので、初期不良などの場合は修理致しますが、往復の送料をご負担ください。
当方で反応の悪いスイッチなどはメンテナンスしておりますが、電動ボリュームやスイッチなど長期間使用していなかった製品は動きが悪かったり、スイッチの反応が悪かったりする場合がありますが、使用しているうちに改善されていきます。(テスト時は反応の悪いスイッチなどありませんでした)
アナログ出力2系統、ボリューム、リモコン操作(電動ボリュームもリモコンで動作しました)再生、選曲、早送り、巻き戻し、など正常ですが、すべての機能をチェックしたわけではありません。
音はDAコンバーターがフィリップス「TDA1541」で以降のソニー機より優しい聞きやすい音で長く聞いていても疲れない音ですが、かといって退屈なつまらない音では全くなくCDプレーヤーは深いなと気づかせてくれた機種でおすすめです。(337ESDより元気な音で、かといって全く安っぽい音ではなくおすすめの機種です)
付属品は本体のみです。
機種ごとのメンテナンスなどの傾向(未メンテナンス機など購入時に参考にしてください。
227ESD
フィリップス製DAコンバーター搭載で音質はかなりよく自分も好きな機種ですが、製造から35年以上経っており、プラスチックを多用しており躯体が歪んでいる機体が多くディスクトレーなどの開閉不良が多いです。その場合ゴム交換だけでは直らず修理に時間のかかる機種です。コンデンサの液漏れは少ない機種です
337ESD
227と同様にフィリップス製(TDA1541)DAコンバーター搭載で聞いていて疲れない良い音ですが、躯体に金属パーツが多く手間のかかる故障は少ない気がします。コンデンサの液漏れは少ない機種です
228ESD
この機種は、使用感の少ない程度の良い機体が何故か多くコンデンサやピックアップの劣化が少ない機体が多いです。また設計に無理が無いのかICなどの発熱も少ないバランスの良い機種だと思いますが、躯体にプラスチックを多用しており製造から35年以上経過しており躯体の変形などでスイッチの反応が悪い機体がたまにあります。コンデンサの液漏れは少ない機種です
338ESD
この機種は自分が一番好きな機種ですが、かなりの比率で製造時の基盤の印刷ミスで一番重要なオーディオ部の一番大きなコンデンサの1つが逆さまに取り付けられています。そのままでも再生に支障はありませんが、音がよくありません。またコンデンサの液漏れは少ない機種です。
X33ES
この機種は作りも良く、音も良いのですが、ともかくコンデンサの液漏れが多い機体で、オーディオ部のコンデンサのほとんどが液漏れしているパターンが多いです。その影響でICやトランジスタに抵抗などを交換しないといけない場合があり修理に時間のかかる機体です。
X55ES
この機種はX33ESとは違いコンデンサの液漏れは少ないですが、サーボ部のコンデンサなどの劣化で再生しない機体が多いような気がします。
X333ES
この機種はサーボ部の特にICの発熱が多く、その影響で周りのパーツが劣化して再生しない機体が多いです。コンデンサの液漏れは少ないです。
X555ES
この機種はX333ESと同様にサーボ部の特にICの発熱が多く、その影響で周りのパーツが劣化して再生しない機体が多いです。コンデンサの液漏れは少ないです。
以上のように古い機種ではゴムを交換して終了という訳にもいきません。当方で長く使用していただきたいと考え、時間をかけて修理してしっかりチェックをしてから出荷しております。
商品の詳細はこちらをクリックしてください。
型式 |
CDプレイヤー |
読取り方式 |
非接触光学読取り(半導体レーザー使用) |
レーザー |
GaAlAsダブルヘテロダイオード |
回転数 |
200~500rpm(CLV) |
演奏速度 |
1.2m/s~1.4m/s(一定) |
エラー訂正方式 |
ソニースーパーストラテジー
(クロスインターリーブ・リードソロモンコード) |
チャンネル数 |
2チャンネル |
周波数特性 |
2Hz~20kHz ±0.3dB |
全高調波歪率 |
0.003%以下(EIAJ) |
ダイナミックレンジ |
96dB以上(EIAJ) |
ワウ・フラッター |
測定限界(±0.001%W.peak)以下(EIAJ) |
出力レベル |
2Vrms(MSB、Fixed)
2Vrms~0V(MSB、Variable) |
デジタル出力 |
Coaxial:0.5Vp-p/75Ω
Optical:660nm(発光波長) |
ヘッドホン出力レベル |
28mW(32Ω) |
消費電力 |
14.5W |
外形寸法 |
幅430x高さ110x奥行345mm |
重量 |
6.3kg |
(クロスインターリーブ・リードソロモンコード)
2Vrms~0V(MSB、Variable)
Optical:660nm(発光波長)