【オールドオーストリア】 Martin Stoss 1817年製 バイオリン

【試奏動画公開中！】

Martin (Johann Martin) Stoss
オーストリア・ウィーン  1817年製
4/4サイズ  ヴァイオリン

ボディ長：359mm

Martin Stoss（1778-1838）
マーティン・シュトッスはウィーンで特に有名な職人の一人です。ドイツ・フュッセン出身で製作を学び、ウィーンに移りハプスブルク宮廷専属の製作者として活動していました。

ストラディバリウスモデルの楽器で、深みのある赤茶色のニスで仕上げられており、落ち着いた杢目の素朴なオールドらしい作品です。
ニスハゲによる色のコントラストが美しく魅力的です。

少し前にフルメンテナンス（オーバーホール）されております。
ペグ穴のブッシング、継ぎネック（ナット・指板交換含む）、バスバー交換、クラックの貼り合わせ等。
数十万円かけてメンテナンスして大切に扱われてきたようで、それだけ価値のあるバイオリンということが分かります。

真贋ははっきりしませんが、時代相応のオールドバイオリンということには間違いないと思います。

本格的なオールドヴァイオリンをこの機会にいかがでしょうか。
音楽の国・オーストリア製のバイオリンをお楽しみください。

一通り調整済み（駒調整、ペグ調整、魂柱調整、磨き、クリーニング、全体調整）になります。
少し前にオーバーホール済みですが、新たに発生していた細かなクラックの修復やパーツ交換等いたしました。
フィッティングパーツ（ペグ・テールピース・あご当て）は高級ローズウッド・ウェンジ材のものに交換しました。
新品のナイロン弦が張ってあります。

調整・メンテナンス済みですので、チューニングしていただければすぐにお使いいただけます。