神代ニレで作った一木彫りコーヒーカップ
神代とは地殻変動で数百年から数千年、土の中に埋もれていた木です。
河川の土木工事などで偶々掘り出されてきたものが多いようです。
銘木屋さんを訪ね歩いて久しぶりに神代ものに巡り合えました。
ニレは本来明るいベージュの色味なのですが、数百年~千年の土中で腐らずにこんなアースカラーに変化します。
神代特有の暗緑色に仕上がっています。
内側は轆轤で挽いて、外側は鑿彫りで仕上げています。持ち手の部分もつながっています。
径10㎝ 高さ7㎝ 容量250㏄
無色のウレタン仕上げですから材そのままの色合いをお楽しみください。
木製品ですから陶器より熱伝導率が低くなっており、そのため保温性が非常に高く、熱いコーヒーを入れても、手に持ってほとんど熱が伝わってこないのに驚きます。もちろん、冷たいビールもおいしく飲めます。
底には作者の銘、〇に宮の焼き印があります。
木は生きています。使用後は水洗いし、乾燥させてください。電子レンジや食洗器のご使用は控えてください。使用していて、ひび割れなどが生じた場合は、ほかの商品と交換します。