山桑という木で作ったコンソールテーブルです。
心材はけっこうな硬度がありますが、辺材はやや弱い感じです。もともと大きな輪切りだったのですが強度のある部分のみを残した結果、4分の1に。
有効活用、というか、どうしたら活かせるのかな？と考えた結果、こういう形になりました。分厚いカットなので、ごつごつとした樹皮に存在感があります。上に物を乗せて撮影する時に活かせそうです。
脚のデザインはアイアンのフレームから4〜5cmほど浮かせたようなイメージです。近くから見下ろすと本当に浮いているように見えます。別段意味は無いんですが、しいて言えば何かの撮影時にアイアンが極力映り込まないように、という感じですかね。
寸法（画像14枚目をご参照ください）
よこ : 25cm
奥行き : 21cm
高さ : 55cm
天板の厚み : 4.7cm
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように防汚性に優れた最高級の植物性オイルで仕上げております。すぐに拭き取れば汚れや染みはつきません。樹皮や入皮の内壁はウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますので、アレルギー体質の方、シックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
木材の変形について
私共の作品に使う木材にはすべて「木の呼吸を止めない」加工を施しています。
樹脂で木を固めれば変形を最小限にすることが出来ますが、木が持つ本来の手触りや香りが失われますし、なにより木がかわいそうです。
ご購入後に変形する可能性があることをご理解の上、ご検討ください。
変形するとはいえ、ある日突然真っ二つに割れてしまうわけではありません。長い年月の中で徐々に変形し、変形後も十分にお使いいただけます。ご自身で出来る修繕の方法も私の知る限りのことをお伝えいたします。有償ではございますが補修加工も承っております。
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